実践報告
《ガイダンスカウンセラー実践インタビュー》【NEW】
1 北竜町立真竜小学校 教頭 北河 剛治 先生
北海道で小学校教諭をされ、現在は教頭職を務めておられる北河剛治先生に、以前の勤務校でのガイダンスコーディネーター※の実践についてインタビューさせていただきました。2人体制での教育相談コーディネーターとガイダンスコーディネーターの取組の具体的な活動や周囲への働きかけや、ガイダンスカウンセラー、教員として大事にされてきた姿勢などについて伺いましたので、ご紹介したいと思います。〔インタビュー 2024年8月〕
※北河先生の前任校での実践は、教育相談コーディネーターとガイダンスコーディネーターによる2人体制の取組で、北河先生はガイダンスコーディネーターを担当されていらっしゃいました。
《ガイダンスカウンセラーの主な活動ごとに》
1 アセスメント
保育者・教員養成大学における不適応予防のための支援(Hyper-Quを用いた実践)
武蔵 由佳(都留文科大学准教授)
2 集団対応
ガイダンスカウンセラーのクラスサポートの実践
-授業を受けるスキルを高めるガイダンスカウンセラーの出前授業-
寺田 英功(茨城県つくば市春日学園義務教育学校副校長)
3 個別対応
4 コンサルテーション/コーディネーション(チーム援助)
教育・心理・福祉の視点をいかしたスクールソーシャルワークの実践から
宮下 佳子(東久留米市スクールソーシャルワーカー)
《トピックごとに》
進路・キャリア教育
特別支援教育
現職保健体育教諭でガイダンスカウンセラーの立場を活かすためにNPO法人設立
(2016年10月~2019年3月までの実践報告)
-学習支援・社会性支援・ビジョントレーニング・運動支援-
山本 将士(特定非営利活動法人くわな発達支援塾理事長・尾張学園名古屋大谷高等学校保健体育科教諭)
学習に困難をかかえる生徒への支援や配慮について考える
伊賀 美夕季(学校心理士・ガイダンスカウンセラー・公認心理師)
学校経営
養護教諭
自殺予防
地域全体での取り組み
【教育委員会の立場から】
山梨県甲州市の教育実践
小椋 規雄(山梨県甲州市教育委員会指導主事)
【ガイダンスカウンセラーの立場から】
小中学校のガイダンスカウンセリング~1つの市でのガイダンスカウンセラーの取組~
長尾 雅裕(山梨県甲州市スクールカウンセラー)
長野県安曇野地域におけるガイダンスカウンセリング活動の展開
飯田 俊穂(一般社団法人日本スクールカウンセリング推進協議会理事,
一般社団法人日本カウンセリング学会理事)
スクールカウンセラーの実践
スクールカウンセラーの活動のポイント
佐藤むつみ(さいたま市SC)
勤務校との協同によって充実した面接を実現するとともに,コーディネーターとしても先生方を積極的に支援するSCの実際を紹介します。
ガイダンスカウンセラーのSC として日常の勤務で大切にしていること
髙井美枝子(さいたま市SC)
SCの一日の流れを追って,勤務校の実態に即して「打って出る」カウンセリングの実際を紹介します。
すべての子どもの発達を支援する実践
非言語のコミュニケーションスキルを磨こう
藤川章(日本スクールカウンセリング推進協議会理事,日本教育カウンセラー協会理事,文教大学非常勤講師)
新型コロナ状況下で,児童生徒同士で,また教師も感情を伝え合う大切さ,そのための非言語コミュニケーションの活用が提案されています。
ベネッセ教育総合研究所,『VIEW21』教育委員会版2020 Vol.1,令和時代の教育を語ろう Special 「非言語のコミュニケーションスキルを磨こう」
今こそ,創造的な学び手の育成を
苅間澤勇人(日本スクールカウンセリング推進協議会理事,会津大学文化研究センター長・教授)
新型コロナを受けて,学習を止めさせない努力だけでなく,保護者が在宅で働く姿を 見せてあり方生き方を育むなど,子どもが今を肯定的に捉えて学びに向かえるように 働きかけをすることを呼びかけています。
ベネッセ教育総合研究所,『VIEW21』教育委員会版2020 Vol.1,令和時代の教育を語 ろう Special 「今こそ,創造的な学び手の育成を」
感謝伝えるスキル教育を
藤枝静暁(埼玉学園大学教授)
学校現場でのソーシャルスキル教育の実践と研究を長年にわたって行っている藤枝先生の,今,あらためて行いたい支援の実際とポイントが朝日新聞で紹介されました。
朝日新聞2020.09.25(さいたまトーク)感謝伝えるスキル教育を 埼玉学園大教授・藤枝静暁さんに聞く
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